ノービター正田の、本当にあったらめ〜ん話。

ノービターのフロントマン正田の、実体験による怪談と大好きなラーメンの話。

楽曲"ゆやゆよん"について

少し前に出した楽曲「ゆやゆよん」のMVが本日公開に。テンション高目の正田だよ!
https://youtu.be/vHekzcQYA18

今日はゆやゆよんのことと、MVを担当してくれたchaboさんのことを書くんだからね。

あの曲を書いたのは確か2015年だったかな。ライブに来てくれてる人はもしかしたら知ってるかもしれないけど、ノービターの生演奏はドラムベースギター歌以外にも、機械音が鳴ってたりえなりが何人も歌ってるようなマジックを使ったりしている。なんでこんなことしてるかと言うと。
音源だと、無限に楽器を重ねることができちゃうんだよね。例えば、ノービターにギターは俺一人しかいないけど、その一人の俺が何回も何回もダビングすればその本数分のギターが録音できちゃうわけ。歌も一緒。俺が歌って、えなりがハモって、さらにえなりがハモって…みたいなこともできちゃう。頭の中で鳴っている音を忠実に再現するには、こう言うことも時には必要。
なんだけど。ライブだとこうはいかない。だって俺は一人しかいない。えなりも一人しかいない。こうすると、ライブと音源では聞こえてくる音数が違いすぎて、なんだか別アレンジを聞いてるような感じになっちゃう。それは、CDを聴いて楽しみに来てくれた人的にはちょっと?????ってなるかも。作り手としても、人数の制限から自分の作った音が正確に伝わらないのはちょっと残念。
そんななんとも難しい問題を解決する魔法を、当時俺は手に入れた。一切の制約がなくなった。なのでこのゆやゆよんにはやたらとえなりがたくさんいる笑 アコースティックギターが鳴っている。(俺はエレキギター)鈴が鳴っている。でも、ちゃんとライブハウスでは生演奏なのだ。なんと言うマジック!
このマジックを手に入れてから初めて描いた曲なので、マジック満載。あー楽しい。みたいな。そんな中で出来上がった曲なんだよね。
更に、もうやらなくなって久しい「閉塞キャンバス」のサビメロ。閉塞キャンバスはやらなくなってしまったけど、サビメロはメンバー一同気に入っていて。どこかに使いたいなぁと思ってたんだよね。記念すべき、えなりが初めて描いたメロディーっていうこともあって。思い入れが強い。そんな流れからゆやゆよんに移植して、パワーアップを果たしたのでした。サウンドに関してはここまで。

歌詞はね。全曲俺が書いてるんだけど。タイトルを全曲俺がつけてるかというとそうでもなくて。このゆやゆよんに関しても、タイトルはえなりがつけてくれました。歌詞に出てくる空中ブランコから中原中也ゆやゆよんにたどり着いた模様。すばらし。

そしてそして。こんなに素敵なアニメーションを作り、曲の良さを何十倍にも膨らませてくれたのがchaboさん。実は以前にも我々の楽曲「来て欲しくない、明日のこと」のアニメーションを担当してくれました。見たことない人はこちらも是非。
https://youtu.be/N85l5N_5Jo4
再び一緒にやらせてもらえて本当に嬉しい!!2015年位までの俺の歌詞は、書き方がとても抽象的で。chaboさんががっつり噛み砕いて、消化してくれたんだろうなぁというのがひしひしと伝わります。もうほんとゴイスーの一言ですぜ。そんなchaboさんのHPはこちら。ゆやゆよんのMVで彼女の絵に興味を持ってくれた方は是非チェックを!!
http://citron.cocotte.jp

以上、ゆやゆよんな特別日記。正田でした。