ノービター正田の、本当にあったらめ〜ん話。

ノービターのフロントマン正田の、実体験による怪談と大好きなラーメンの話。

脈絡のない話㉚

ツイッターで激しく仲の良い、のすけという人物からの要望でブログを10日連続で書いてみようと思うよ正田だよ!音楽の話がほとんど出てこないので、正田に個人的な興味が無い人は圧倒的につまらないブログを展開するよ!するんだよ!!

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今日は第七夜、退院後の生活。(知ってる人と知らない人がいると思うので軽く説明すると、8月の中旬、正田は人生初の入院生活を体験しましたのだす。だす。)

退院してまず思ったこと。1人じゃあんまり何もできない。
とりあえず命の危険からは脱したので退院はしたものの、1人で楽々生活できるわけじゃなく。寝てても座ってても立ってても、いわゆる「楽な姿勢」ってものがなくて。一日中腰の痛みを庇うことに終始するだけの生活。おまけに腰から左太ももにかけて痺れているので、長時間座ること(ギターを弾く、テレビを見る、うんちする等)と言った、なんてことない日常生活がハードモードに。
そして、たいして動けないのに不思議と腹は減るもんで。いや、太る太る。

そして、腰を庇うことに疲れきった正田は、退院2日目?くらいにあることに気づいた。

 

 

なんにもやる気がしない…

 

 

だってね?普段の正田ならよ?6日間も入院したんだ、その間全くギター触ってないしメンバーと音楽の話もしてない。少しでも入院してる間サボってしまったことを取り返そうと必死になると思うの。でも。やる気が起きない。

そして更に、気づいてしまったことが。
やる気がないまでも、なんとなくでギターを触ってみる。

 

 

 


自分で作ったはずの曲を思い出せない。


他にも、複数持っている銀行口座を、どのように使い分けていたのか。思い出せない。
ここで、入院中の担当医の言葉を思い出した。
「正直体の内部には相当のダメージがあったと思って良いでしょう。ただ、症状には個人差があるので、何も感じない人もいれば何か不便が生じる人もいるのでなんとも言えないところです。」

…え。俺の場合、それが記憶…?
と、かなり心配していたのだけれど、2、3日のうちに忘れかかっていたものは全て思い出した。とりあえずホッとした。
ホッとはしたんだけど、さすがにこれではいけないと思い、無気力状態のままではあるが自分に喝を入れるため、復活の狼煙を(無理やり)あげるため、何がなんでも1曲作ろうと決めた。

そして完成したのが、今ツイッターの固定ツイートに弾き語り版をのせている楽曲。(@nobitter_sun フォローミー!)
『おじさまと猫』というツイッター初のマンガをご存知だろうか。その漫画に深く感動した正田が、もしこの作品のタイアップを作るとしたらというなんとも勝手な設定で作り上げた一曲笑
とても苦労した。完成までに5時間くらいかかった。無気力ゆえに、集中力もない。普段なら、弾き語り状態なら歌詞も含めて2時間ちょいくらいで完成するはず。それが2.5倍の5時間ですよ5時間。しかも、完成後にいつも感じる達成感や自信のようなものも初めは全く湧いてこなくて(今では超自信作、バンドサウンドでレコーディングなうなんです)
なんてこったい、自分で作り上げた曲がどれくらいのいい感じ度合いか、測ることさえできない。感性もダメージ受けちゃったのか。とショックを受けた。

それでも、やはり曲を作ってよかった。そこからなんとなく、すこしずつ、無気力を脱却できてきて。チャレンジは大事だと実感。そして、色々な感覚が元に戻ってくるにつれて、この楽曲は大のお気に入りに。


さて、踏んだり蹴ったりの生活はまだまだ続く。
次回、第八夜、出勤。ぜってぇ読んでくれよな!